炭坑記録画の数々
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昔のヤマ(間取り 炭柱の石灰液塗り)
昭和33~38年頃

昔のヤマ 間取り

 一ヶ月二回間取りがある。ヤクドコと云う掘進延や仕繰ヶ処、其他の請負仕事の完成調査もする。一日と十五日が大むね定めてあり、当日はヤマのエラ方が皆入坑する。坑内小頭はテンテコまいで、良いに褒められず、わるいと小言を沢山くらう。
 基点は枠足や支柱につけるが、ない処は炭壁やボタ壁に直接つける。石灰粉の溶液純白でキ印である。尚、基点印は消えぬ様に戻りケンと云うて二、三間手前につける。
 ケントリものさしはテープもあったが、金属製の鎖もあった。一クサリが五寸に区切ってあり、丈夫であるが携帯には不便であった。ヤマから姿を消したのも早かった。
 保安炭柱などの盗掘予防のために石灰液を塗布する、これをシロフリと言う

*間取り 跡間取りともいう。請負作業を検収すること。

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