炭坑記録画の数々
喧嘩、米騒動

唐津の炭坑での真剣勝負
昭和39年12月

明治三十年頃 唐津の炭坑で、真剣勝負があった。剣道はどちらも(シダン)ずぶの素人であったと云う、
チャンチャンバラリンはできず、二人共正眼の構へて数分間すごしたが 一方が対手に刀を投げつけた。無手になった一人は忽ち斬り殺されたと云う。体をかわして斬った一人は監獄に。数年後出獄し(真剣)と異名の金箔がついたと言う。

命を泡の如く思うておるヤマの人達も
二人で正式に斬合う事は珍らしい。
喧嘩となると寒中でも裸になるのがヤマ人の癖
それは男のレッテル青刺みをいかすためであった
よってイレズミは入浴のときとケンカのときが見ものである。

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