炭坑記録画の数々
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昔のヤマ人15(4)(頼母子講 募金募集のバクチ)
昭和33~38年頃

昔のヤマ入

 貧困者救済法としてタノモシ講を作る事もあった。勿論本人には掛金はさせない同情講である。何十名かが組織してまとまった金を恵むのであった。其他当時流行のバクチを開帳して、そのテラ銭や多額獲得者(勝者)より特別に取立てる。つまり(ハグリ)をつけるのであった。「承知の上のハグリである」。この式は天下の御法度であり、犯罪でもあるから表面的には実行できなかったのである。しかし昔はトバクによる義金募集はヤマの人よりヤマ以外の人が多く実行していたのである。
 サイコロ三ヶで投げチョウ、ハン、奇偶数の争い。又は三ツズと云う投げサイコロが主で花札や豆札は女がやっていた。サイは五五一、天下一、五五六は相ノ島、六、十一、十六がナリ目。
 昔のヤマの頼母子講は抽籤式が主で、当セン者は次回から一割位の金を掛増す。クジ引前にブラリと云う花クジをひかせ(最高五〇銭より五銭位まで掛金奨励のため)、本クジは残り天狗又は先天狗と称して 番号クジを一枚多く作ってその順位できめる。一番違いのクジはアシと云うて若干の金をあたえていた。一回の掛金は一円上下である。一円は大金であった。月ニ一回又ハ二回。

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