炭坑記録画の数々
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ヤマの子供たち(3)(男の子の遊び)
昭和33~38年頃
ヤマの子供たち
現今の様に満二十歳まで少年に非ず。十五歳から一人前の后山(アトムキ)をしていた。之は農村でも十五歳から区(苦)役など一人前であった。当時男子の遊びはカナワコマ廻し、タコあげ、絵の様なパッチ(ブチコとも称していた)をよくやっていた。自分のブチコを地に打ちつけてそのアフリで対手のブチコを表裏にかえして取る。三人なればノセ、ワズシもある。このブチコは体育にもなるが、点取遊びは恰もヨシト云ウバクチの稽古であった(何組も伏せてはらせて数で勝敗をきめる)。其他庄屋、鉄砲、狐なども賭博に近かった。
ブチコの形は大は径十センチ位より小は二十ミリ、質は馬フン紙に絵紙貼付丸形が多く角や名刺形もあった。絵は昔の武者ばかりではなく当時の軍人や雑多にあった。しかし、武者絵が群を抜いていた事は云うまでもない。その他、雑木一尺位尖らし土に打込み倒し合い(ネンボウ)。
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