炭坑記録画の数々
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売勘場(米のはかり売り)
昭和33~38年頃

賣勘場

 A・B坑 莨 ヒーロー 十本入三銭五厘
        キザミ  四匁二銭、五匁三銭位
 会社直営なれど市価より高かった。
 番頭は一升、五合桝のハカリ売で妙技を振う。毎日小買で溜売りはしない。
 一升(六四八二七粒)買うても九合(五八三四四粒)位しかない。文句を言うと売らないから泣ねいり。切符炭券では他の米屋が売らない。又近傍には米屋もなかった。
 米、酒、味膾、醤油、塩、油、煙草、石鹸、手拭。これらの品は売勘場以外は販売禁止であり、他から密売者がくると捕えられ、油をとられていた。酒類も午后八時のサイレン(汽笛)で販売停止。その酒の正体は水八合で一升二八銭。
 明治丗三年頃、白米一升十銭が十二銭にあがると井戸端会議で主婦はこぼしていた。

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