炭坑記録画の数々
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ヤマ人の燃料(5)(カマド 坑木割り)
昭和33~38年頃

ヤマ人の燃料

 飯を焚く薪は総べて割木を使うており、古坑木を燃すので火力は弱く燻煙は多い。カマロ(ド)も烟突はないから前方に火炎とともに吹き出す。つまり無駄の火力が多かったわけ。
(三宝荒神とゆかりの深い昔のカマド)
 飯のでき具合がよいと自慢の手製の土のクロ(ド)は壁土と同じ切藁を使うていた。この藁は「眼モノモライ」を潰す。黒煤は魔除になると額に塗って入坑していた。
 尤も中の灰はツワリの薬になる事は、当時のヤマ人は知らぬ様であったが、傷薬や火傷に効く事は存じの様であった。
 竹は先から木はモトからとたとえがあるが、間にはモトから割れぬつむじまがりもある。

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