炭坑記録画の数々
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昔のヤマ人16(孟宗竹でナル木を囲んだ充填法)
昭和33~38年頃
昔のヤマ人
内径一・五米位の孟宗竹の環、中縁にナル木を打並べ小硬を詰める。これは切羽に余りボタの出らないヤマの充填法であって、小ヤマにはこんな大袈裟な支柱はできない。大正時代に日鉄稲築坑で使用した。尤も鉄柱などない頃の事である。この充填は大重圧がくると見事に潰れてしまうから、払いあとをバラすには好適であった。又、盤の軟い処はナル木の下を尖らして暫時柱が盤に喰こみ、直ぐ折れぬ様にしていた。炭丈の高い処は効果が尠い。
*ナル木(成木) 切口の小さい坑木のことである。枠と枠の間にナル木を差し渡して天井を囲う(普通、長さ六寸、末口三寸以下の坑木)。
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