炭坑記録画の数々
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昔のヤマ人6(1)(修繕方 パイプのカシメ)
昭和33~38年頃
昔のヤマ入
機械方、修繕方、後には常一番又は坑内鍛冶、名称は多いのに大正頃には修補工、工作夫、工作課などと呼んでいた。従って頭も使うが体力が必要であった。現今の様に銅線ケーブルで総ての機械を動かすのとは雲泥の差で、オモチャの様なポンプ一台運転させるにも、スチーム管をハエ(設備)ねばならず、昔の修繕方は随分多忙であり重働でもあった。
パイプもフランジ継であるから、それを一イチ焼埴めして叩きカシメねばならぬ。四吋以上になると三人でカシメるから廻し人とも四人でかかる。
スチーム管はフランカンと称して外径の寸法を云い、鉄軟くして強力である。ガス管は内径で二吋以下はスチーム管に使うが、太くなると縦に割れる弱点があった。よって主に圧力のかからぬ処に使用していた。つまり押上管など熱を持たぬ処に。尚、ウォーター管は六吋以上になると鋳鉄ズク製で、長さ八尺又は九尺位を使うていた。重いけれども耐久不腐である。
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