炭坑記録画の数々
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むかしヤマの女(3)(スラを曳く女の後山)
昭和33~38年頃

むかしヤマの女 スラ

 傾斜の緩い卸(カイロ)はバラスラ(竹製)で牽あげていた。つまり、十度内外の処。これは坑内でも坑外でも一度カブダシ溜炭して、バラ又は函に積込んでいた。
 カイロは盤の固い処にはコロ(ハシゴ形)は不用で、足がかりの小穴を掘るだけである。何れも卸切羽は水があるので、石炭は重く百キロ余り二百斤近い位が懸命であった。
 肩からかける引綱は麻製で「カルイ」と云う。
 ~卸し底からー吹いて来る風はー
  サマちゃん小石と吹いてくるー ゴットン~

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