炭坑記録画の数々
すべての記録画

むかしヤマの女23(テボをからう女後山、函に炭を移す女後山)
昭和33~38年頃

むかしヤマの女 テボからい

 明治の末頃より大正時代、炭丈の高い卸切羽などに使用していたが、コレモ女の業としては酷な方で、かよわい姫御ではとても出来ない芸当であった。之は現今でもテボを見うける事がある。積荷は六〇キロが最高。尚、水分の多い処には亜鉛板で作っておる者もおった。
 ブリキ製カンテラ、石油と(タネ)合油は姿を消し、カーバイトによるガスカンテラを使用していた。中以上のガスケのあるヤマには安全灯も登場しており、キハツ油で花火マッチが仕こんであった。

*テボ 背負い籠の縁を斜めに切って、坑道の通行や石炭の掬い込み、積込みなどに便利にしたもの。
*炭丈 石炭だけの厚さ。

<<前の記録画  次の記録画>>

<<前の10件 71727374757677|78|7980| 次の10件>>

78/585