炭坑記録画の数々
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昔のヤマ(棹取りのピンによる操作)
昭和33~38年頃

昔のヤマ

 お酒落姿の乗廻し…棹取は捲立に空函を差込(キリコム)とピンを切り(抜き)下線の実函に…コースの鎖を連結しマケの信号して一本剣を切替える……捲あげるに応じネジレピン(鎖)はないかと点検し規定の函……数でピンを切尻から二函位の間にとび乗る。中ヤマ以上になれば…片盤棹取がおるが小ヤマにはおらぬからあがる際本線の…一本剣を直しておかねばならぬので機敏な行動がいる。マキタテはピンを切れば空函は独走し、下部の実函は逆に後から押かける様に勾配がつけてある。
 小ヤマは単線巻立が多く、よってコース函と云う向い函を常時つけている。一函複線巻立は能率的であるが、広い面積をとるので軟弱天井など囲うのが大変であるからであった。
 坑内大工の巧拙によって調子のよしあしがある。大工の賃金も技倆も之できまる様な形であった。

*坑内大工 坑内大工には軌道敷設・修理などを専門とする車道大工と保安係員の指揮命令によって、保安に関する材料の受入れや保管、施設の建造、撤廃などの作業を行なう保安大工とがあった。

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