炭坑記録画の数々
運搬（坑外）、選炭
セナ 狸掘
昭和39～42年頃
明治上中期 セナ 狸掘
最も原始的な石炭搬出法 坑内の切羽よりカイロ街路が遠いから女后山には酷 百斤以下五〇㌔位が関の山 勇婦でないとできぬ芸当である
坑口に数個のバラが置いてある 約半屯位積める底なしカゴ一杯になると引あげる 一日に五、六杯二屯余 キリチンは中小ヤマの炭凾より幾分高価三、四〇銭 セナは杖シュモクがいる、木製ピストル形一五㌢位 長いとダメ 荷い棒は一米三〇㌢位 前カゴは斜に傾むけねば前進されない 又裸では調子がわるい それでなくても腰に瘤ができる。
画は夫婦に非ず何れも后山
～卸し底から 百斤篭担なうて 艶でくるサマ わしがサマ ゴットン
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