炭坑記録画の数々
運搬(坑内)
クリッパー
昭和39~42年頃
クリッパーは、中規模以上のヤマで選炭機のチープラー(ダルマ)近くにある。空函を低所より高所(桟橋)に押し上げ、(坑口の)捲揚機前までの緩い傾斜を自力で走らせる仕掛け。
(クリッパー)上部のギヤホイールには、エンジンが直結している(二、三十馬力)原動機の歯車は小、メインシャフト(の歯車は)大。
※クリッパー 選炭場から坑口に空車を返送するときに自走させるための装置。
※チープラー 炭車を押し込んで回転し、石炭を覆す装置。ダルマともいった。
※空函 石炭を積んでいない、空の炭車。
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