炭坑記録画の数々
坑内労働(仕繰)

台車 坑木
昭和40年4月

昔のヤマ人 台車 坑木 松材(末口寸法)
炭函より四〇又は六〇㌢位長く(5/8×3")(16㍉、76㍉)の平鉄で枠が取付けてある 小ヤマには枠のない台車が使用しておる処もあった。これはコットンロープの長ものがいる。採炭用支柱は坑外日役(人夫)がさげてやる 短いものは空函に投いれる。仕繰方は坑口に(カラ)台車(アガルの)を待ち、必要な坑木を自分で積み何片(行)と白ボクで印し棹取にたのむ。長ものは長鎖を増結する。
1坑木置場は坑口近くにあり用度係の担当(倉庫係)
2傾斜バンガヤリ廿度以上のヤマは台車の先にカラ函つける(デンケツ)(レンケツ)木のズレ止めに。

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