炭坑記録画の数々
坑内労働(仕繰)

ヤマの修繕方再記
昭和40年6月

明治、大正、昭和 再記 修繕方(キカイ)、常一番、坑内鍛冶、(現今は修補工と称するヤマもある 后山はモチカタ。ヤマの排水用及鉄管工作の担当者、尤も急ぐ時は鍛治工員が応援することもある。(パイプ)(フラン管は外圣を寸法、フランジは(ヤキハメテ)カシメる。主としてスチーム(蒸汽)用。(ガス管は内圣をとり主として継目はネジである。カプリン又はフランジ。フランジのボールド穴は4吋10㌢までは四個 5吋12.7㌢以上六個 8吋20ヨ㌢以上八個になっており六吋以上より3/4 20㍉ ボールト。(五吋まで5/8 ボールト)。
パイプ カシメは 五吋 以上は三人で搞(たた)きしめる。とんかん とんかん とんかんと音高し。
渕より奥を膨らさねば完全でない。
昭和十年頃より日鉄稲築坑でニーマチック(鉄カシメ器)でカシメた。エヤー式。

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