炭坑記録画の数々
その他ヤマの仕事

坑内大工
昭和40年2月

明治時代より、   坑内大工
大工と言へども木材はスリッパか通気用の門戸板位のもの、車路大工である。万事に気の付く男でないとマにあわない。坑内日役のボウシン(頭目)でもある。巻立口の引込線やスラセの張込みなど上手にできると一人前である。

中小ヤマの
レールの内圣ゲージは53㌢、日鉄坑は60㌢であった
ジンクロは横まげ用とトモまげ事テンコ用と二種るいあり、レールが大形になるほどゴツク太くなるのは勿論、

本線卸は角材(スリッパ)ペーシも完全に締る。
(まくら木スリッパも半丸の松、長さ90㌢ 小ヤマのカネカタは継目板ペーシも)使わぬ、大手ヤマは一枚を二ツ切りにして穴一個づつ取つけていた。

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