炭坑記録画の数々
その他ヤマの仕事

鍛冶屋
昭和42年6月

明治の中小ヤマ 

大小を問わずヤマあれば煙突あり。工場あり。小ヤマには設備なくとも鍛冶屋だけはあった。カジ職工は 横座と云う火造師が先山で高級 次はカネヤキ 向う打ちと云うサキテがおる。一人はトン カン 二人サキテのときは 追打する トントンチンチン チンチンは横座の調子ハンマーである すべて舌は使わぬ ハンド ハンマーで指示する、かるく打て、止めなど

鍛冶屋の、バンゴ、又は向う打、と云う サキテは短袖シャツでよいが 横座やカネヤキは長袖シヤツでないと作業ができぬ 直接火焔とのたたかい。
(先手の大ハンマーはボンコシとも言う)

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